宗像三神・台風が温帯低気圧に

三和 導代 です。

昨日から福岡県に来ています。昨晩のセミナーが最大も目的ですが、以前より宗像三神を祀る宗像大社を訪問したいという願いが叶いました。天照大神も御子である三姉妹が沖津宮には長女伸の田心姫神、中津宮には次女神の湍津姫神、辺津宮には三女神の市杵島姫神がそれぞれ祀られています。沖津宮のある沖ノ島は女人禁制の島ですので残念ながら私は入ることができません。

数日前からの台風の影響より雨が降っていましたが、昨日訪れた宗像大社も、そしてフェリーの欠航が心配されていた中津宮がある大島も全く心配なく、雨一滴降られることもなく参拝することができました。2017年に世界遺産となった際はかなりの参拝者で賑わったところですが、今はひっそりとしておりました。

ここは厳島神社の下弁天様のルーツでもあり、海を守る神でもあります。以前に韓国の済州島に行った際にここに残っている神話に登場する海やらやってくる三人の女性がの姿はまさにこの三人姉妹にちがいないと思っていましたので。つまり、日本から韓国へ、つまり兄弟姉妹であります。地理的にも海を渡ればすぐに韓国という地の利です。

9時25分発のフェリーにて大島へわたりました。近隣の町では台風の影響で列車が止まったり、家屋が浸水する被害が出る中、今日も宗像市では全く台風の影響もなく穏やかな一日となりました。人口500人あまり、小中学生の子供たちも46人、先生は23人という小さな島です。島の北側には沖津宮遥拝所があり、遠くに沖ノ島が見えます。今日もわずかですが、大島の姿を見ることができました。

中津宮には決してくさることのない眞井の水である御神水がわきでて、天の川を形成しています。円形と四角形の3本ずつを束ね鰹木は陰陽を意味し、他の神社では見られたいタイプデザインです。屋根は玄界灘の波の様子を描いていると言われています。全く人気のない中津宮を参拝できましたことは誠に幸運なことであります。

大島最高峰にあります御嶽山にある中津宮摂社には湍津姫神の荒魂が祀られています。この山からは北側に沖ノ島を眺望することができます。昼食にいただきました特選海鮮丼とみそ汁は絶品でありました。明日は福岡空港から関西空港に移動します。

Miwa World

竹内文書の研究家・高坂和導の遺志を継ぎ、三和導代が古代スメラミコトの足跡をたどる旅。これまでに訪れた国は150ヶ国を超えています。